はじめまして。 医療法人社団伸栄会
  理事長の谷澤 和紀と申します。
私がメールマガジン「まぐまぐ」に連載していたものを
  ホームページ用にリメークして登場させました。
注意事項
◎一般の方向けの内容なので、
    厳密な医学用語は使用してい ません。
医学的な専門性から考えた場合、
    妥当でない表現があると思いますが、なるべく平易な
     表現を使用するようにしてい ます。
◎体の状態は個人によって異なっています。
◎現在治療中の方は かかりつけの主治医と相談をしてください。
 第22号 「歯にくっつくプラスリックのお話」

今回は、虫歯の治療に使うプラスチックの材料についてお話しさせていた だきます。
皆さん、前歯の虫歯の治療をした際に、歯の色に近い
 白色の材料を詰めた 記憶はございますでしょうか?  
これは、『光重合コンポジットレジン』と呼ばれるプラスチックを成分に持つ材料です。
(もう一つ、セメントに似た材料を使う場合もありますが。)
一般的には、『CR』と呼ばれています。
レジンとはプラスチックの別名です。
重合とは固まるという意味で、このプラスチックは、初めは粘土のように柔ら かく、
 光を当てることで固まる(重合)する性質を持っています。 
「虫歯を削った穴にプラスチックを詰めるなんて」と不安に
 思われる方も いらっしゃるかもしれませんね。   
このプラスチックは、最近の科学技術の向上により、歯に近い強度、
 丈夫さ を持つように改良されています。  
また、見た目もできるだけ歯に近いものになっています。
(色や光の透き通 りかた、などです)  
歯にプラスチックがくっつくのか、というと、歯の表面を特殊な薬品で
 処理 することによって、十分な強さでくっつけることができるようになってきまし た。
どのような時に使うのか、というと、外見に関与する前歯の治療、
 奥歯の あまり力の加わらない部分の治療、矯正治療や歯を
 固定するために歯に針金を くっつけたりする時などです。  
ただ、完全な材料かというと欠点も多少あります。  
材料の性質は年々改良されてはいますが、やはりプラスチックですので、
 長年使っているうちに、色が変わってきたり、表面がすり減ったり、
 欠けたり する場合があります。  
その点を理解して使っていただく分には、とても使いやすい材料といえます。
子供の治療の場合に関しては、奥歯の乳歯が虫歯になってしまった場合、
 生え変わってしまうことを考慮して、この材料で治療することで時間や回数を
  軽減することができ、お子さんの負担を軽くすることができます。
今回のポイントは・・・・
  ・コンポジットレジンとは  ・コンポジットレジンの性質  ・どんな場合に使うのか 
 以上今回の内容でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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    バックナンバーがご覧になれます
 第1号  予防の時期『3 ・6 ・12の法則』
 第2号  フィンランドという国を知ろう
 第3号  フィンランドの虫歯予防事情
 第4号  『フッ素は毒!』って本当?
 第5号  フッ素の正しい使い方
 第6号  フッ素はどうして虫歯を予防するの?
 第7号  『ハミガキコ』の話
 第8号  フッ素洗口とは?
 第9号  子どもの歯並びが気になり始めたら
 第10号  歯並びが悪くなる原因(前編)
 第11号  歯並びが悪くなる原因(後編)
 第12号  なぜ虫歯になるの? パート1
 第13号  なぜ虫歯になるの? パート2
 第14号  なぜ虫歯になるの? パート3
 第15号  「砂糖」のお話
 第16号 「だ液のお話」
 第17号  「だ液と虫歯の関係」
 第18号 「三つの輪の話」
 第19号 「溝を埋めるお話」
 第20号 「麻酔のお話」
 第21号 「虫歯の進行を止めるお話」